何故練習しないの?練習する(させる)気になるかもしれない方法(長文)

2014/12/04 8:01 に 西谷国登 が投稿   [ 2014/12/04 8:34 に更新しました ]
☆ヴァレンタインコンサート チケット購入・予約してくださった皆様ありがとうございます!
予約がまだの方、是非!ヴァレンタインの日にヴァイオリンを聴きにいらっしゃいませんか?
予約はこちらです。ご来場心よりお待ちしております
また、チケットが出来ましたので、直接購入されたい方は私に直接お知らせ下さい!m(__)m

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写真は、光が丘図書館にて撮影。

私のCDが石神井図書館や光が丘図書館など、練馬区内の図書館で貸出できるようになりました。有名演奏家と並んでいるのは、ちょっと嬉しい(笑)
実は審査があったので、ドキドキしてましたが、クラシック関係ということで置いてくれたのかなと思います。
練馬区立図書館のウェブサイトで私の名前を検索をかけると出てきます。
もし私のCDを見つけたら、ニヤッとしてください。
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さて、本題!

今日は、生徒さん達のやる気について考えてみました。長文お許し下さい。
発表会が終わり、レッスンを再開しました。
すると、生徒さんの楽器を練習する「やる気」が3パターンに分かれます。

1つ目は、燃え尽き症候群のタイプ
発表会が終わり、一時的にやる気が嘘のように下がるタイプです。
要は、ヴァイオリンを練習する目的を失います。
発表会の為にしていた練習が無くなり、次の目標が見えなくなり、練習する気が起きなくなります。
私の今年のリサイタル後がそうでした。
全てのやる気をリサイタル会場に置いてきてしまったかのようでした。
1週間半で元に戻りましたが、正直その期間つらかったです。
また、この時期、ヘタすると楽器自体辞めたくなってしまいます。芸術家に多いタイプです。
休むことが1番大事かと思います。もしくは、新しい目標を明確する事が大事です。
いくらこの時に練習しろ!と言っても逆効果です。半分一種の鬱状態だと思います。
自然治癒を待つか、何か演奏機会を作るか、目標を作るかが鍵となってきます。
風邪をひきやすくもなりますので注意です!

2つ目は、やる気が一時的にアップする生徒さん
このタイプが、1番多いかもしれません。
発表会の良い成功体験&楽しかった体験により、無意識に発表会時の喜ばしい体験を思い出したくなり
ヴァイオリンに手を伸ばしたくなります。
例えるなら、楽しかった遠足や旅行で買ってきたお土産を食べる気分です。
しかし、お土産(練習)は美味しくないので、長続きしません。そこで、やる気も元に戻ります。
発表会の成功体験も忘れてしまう生徒もいます。時々発表会の動画や録音を聴いて振り返ってみると良いかもしれません。

3つ目は、やる気のスイッチが発表会後に更に入るタイプ
これは、結構大人の生徒さん達に多いです。
演奏が満足の行くものではなく、悔しくて次回の発表会や演奏会に向けて走りだすタイプです。
「もっと、自由に弾きたかった!」等の理由で、舞台に立つ快感を知り、次回こそは!と頑張ります。

また、演奏が上手く行って、次の曲に行けることが待ち遠しくて、練習意欲が湧いてくる方達もいます。
ただ、仕事や家族を忘れて、練習し過ぎる恐れのある方達なので、先生的には嬉しいですが、ペースを考えないといけません。
大目標を持ったほうが、生活が安定するかもしれません!

そこで、1つ目と2つ目の練習意欲気解決方法を考えてみました。

まず、ヴァイオリンの練習をしなさい!
と叱ったり、自分に練習しなきゃ!と言っても、まともに「やらなきゃ!」と喜んで練習する生徒はいません!
むしろ、「練習しなさい!」と言われると、練習する事が当たり前に思えて、褒めてもらえないと思ってしまいやる気が減退するかもしれません。

大事なことは、何故練習するか理由が明確にならない限り、生徒は練習なんかしない!という事だと思います。
それに練習の為に、練習だけがしたい!なんて思う人、正直変わってます。
生徒が練習する時、したい時は、必ず願望や目標がある時なのです!

例えば、
お菓子をぶら下げれば、お菓子好きな子供は練習します。
発表会で上手く弾きたい!と思えば練習します。
コンクールに受かりたい!と思えば練習します。
先生に褒められたい!怒られたくない!と強く思えば練習します。
もちろん、上手くなりたい!と思えば、練習します。

つまり、二段階の「したい!!」が練習意欲向上の鍵だと私は思います。
練習したい!→何故なら、◯◯が欲しい!
練習したい!→何故なら、◯◯になりたい!
練習したい!→何故なら、◯◯の為!
等の、欲なり目標なりが必要になってくると思います。私は少なくともそうです。

ただ、親御さん達、少しでも練習しない子供の生徒達を「才能が無い」「やる気がない」と片付けてしまうのは待って欲しいです。
練習しない姿を怒りたくなるのは、その生徒が今まで(昔は)練習していたのに、それが変わってしまって、練習していない姿を見て心配するからだと私は思います。期待していたのに、裏切られるとやはり腹が立ちますよね。

しかし、必ず一人一人練習しない理由があると思います。
共通する理由は、「面白くなくなった」という事です。
「曲が難し過ぎて、どう練習して良いか分からない」
「褒められなくなった」
「その曲が飽きた」
「先生または、レッスンがあんまり好きじゃなくなった」
「怒られたばかりの事はしたくなくなった」
「コンクールやオーディションなどでやる気が失せた」
等などが主な理由だと思います。

本人だけに問い詰めても、結果「辞める」という最悪の結果を招く可能性が高くなるだけです。
もちろん、自然に上記の負の連鎖を上手く修復出来れば良いのですが、なかなか難しい。
では、どうすれば良いのか。

やはり上記の二段階の「したい!!」という目標や欲を作ることが必要じゃないかなと思います。
そして、先生に相談する事が大事だと思います。

しかし、

もし、その生徒が音楽の道に行きたい。行かせたい。
と考えられるのでしたら、練習ばかりしていて、他に何も興味が無い生徒ほど危険な生徒はいない。と思って欲しいです。

私の師匠の千香士先生も同意見で、「練習ばかりな人は気持ち悪いよな。それより色々な事に興味を持つ事が大事」とよく仰ってました。
今になって、この言葉は本当に頷けます。もし、他の事がしたくて、興味があって練習時間が少し減るのでしたら、何かしら意味があると思ってみる事も大事かと思います。全く練習しなくなってしまうなら、問題ですけど・・・。

もちろん、先生としては、毎回練習してレッスンに挑んでくれるのは有難いです。
ですが、「人間、調子の波」があって当然だと思います。むしろ、波が無い演奏家なんて、面白くないと思います。

練習できないことを悩むのではなく、色々と目標を作って、できないことを出来るようにする事を楽しめる事が、人生の質向上の鍵となるのではないかなと思います。

がんばりましょう!(^^ゞ
それではみなさんが明日もしあわせでありますように!(^^ゞ
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